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【読書】「身体の聲 武術から知る古の記憶」を読了しました。


「身体の聲 武術から知る古の記憶」を読了しました。

以下、この本の構成と気になった項目です。

 

第一章 なぜ昔の農婦は米五俵を担げたのか

・米300キロを担いでいた昔の農婦

・伝説の強力・小見山正さんの逸話

・500キロ歩いた旧制中学校の修学旅行

・現代人のウェイト・トレーニングは身体に良いか?

・身体への”集注”の仕方が違う

・効率を重んじる身体観が幅を利かせている

・経験的な足腰と肚がなくなった現代

 

第二章 東洋文化と西洋文化を決定的に分ける身体観の違い

・アメリカ、ハワイで体験したカルチャーギャップ

・教育すると弱くなる人たち

・ついムーブメントを「型」にしてしまう日本人の感性

・韓氏意拳との出会い

・動かず止まって待つ稽古「站樁」

 

第三章 近代文明化した西洋の身体観に支配された明治以降の日本

・生活の中で無自覚に養われる「身の程」

・身体にはいくつもの層がある

・本来は左右がアシンメトリー(左右非対称的)な身体の働き

 

第四章 気と健康と死と身体観から考える

・昔、人々は、「人間は『気』で生きている」と考えていた

・古の「気」は日常の生活の中にあった

・頭脳労働が多い現代人は普段から気血が頭に上がり逆行している

・健康は大事か?死は不健康か?

 

第五章 これからを生きるための身体観

・感覚経験上”からだ”はいくつもあると考えたほうが自然

・開眼の時代と閉眼の時代

・身体的ジェネレーションギャップを埋めるコミュニケーション

・次世代に継承すべきもの

 

前半の昔の人と現代人の身体の捉え方、使い方の違いの話が面白かったです。

「気」に関しては捉えどころがないものだと思っていたけれど、

普段から「気が向いたから」、「気になったから」などと無意識に使っていますね。

また、韓氏意拳にも興味が出てきたのでいろいろと調べてみようかと思います。